2016年4月24日
下池でタガメが1匹見つかった。
今年のシーズンが始まった。
ガムシが3匹網に入り、卵塊もあった。
コオイムシは卵をたくさん背負っていた。
タイコウチ3,ヒメミズカマキリ1確認、
シュレーゲルアオガエルが良く鳴いていた
2016年5月22日
 卵塊がいきなり4個もあった。1個は446番の♂が守っていたが、他の卵塊は、水が濁っていて♂の番号を
確認できなかった。その他に、♂404,♀315,333,385,406,415,421,425と無印1匹(♂447を
つける)。♂6匹、♀7匹が戻ってきたことになる。例年と較べると非常に早い。
 モリアオガエルの卵塊が4個あった。繁殖期が終わったのか、あちらこちらでシュレーゲルの雄が昼寝して
いた。ガムシの卵はすでにふ化していて、1令幼虫が網に入った。コシマゲンゴロウが増えてきた。
2016年6月19日
 6月に入って卵塊の確認ができないので心配していたが、本日下池で4個の
卵塊を確認した。内2個は、小雨が降っていたにもかかわらず、雄親が覆い被
さっていた。上池では卵塊の確認ができなかったが、1令と3令の幼虫がおり、
確認はできなかったが、2個の卵塊が産みつけられていたことになる。これで
合計10個の卵塊、この時期としてはまずまずだろう。
下池にも2令、3令の幼虫がたくさんいた。


2016年6月26日 
 上池で2個の卵塊が見つかった。内1個は353の背番号をつけたオスが覆い
被さっていた。下池でも新たに新しい2個の卵塊が見つかった。これで今年確認
できた卵塊は、上池が少なくとも4個、下池が10個になった。一番早い幼虫は4令
になっている。
今年も、100匹以上の新成虫が出てくるのはほぼ間違いないでしょう。
2016年7月13日
 地元の伊勢小学校の月1回の観察会、
成虫や卵は見つからなかったが、幼虫はゴソゴソ。
下池だけで、5令幼虫44匹、4令幼虫8匹、3令幼虫4匹、2令
幼虫1匹が見つかった。
タガメの会の会員が探れば、下池だけでこの倍くらいは
見つかっただろう。今月24日の例会が楽しみだ。
2016年8月28日
 一般観察会を開催(伊勢自然の里環境学習センター主催)、山口県や岐阜県からの参加者もあった。
NHKの取材もあり、子どもたちも張り切っていた。
♀60匹、♂57匹の、合計117匹のタガメ新成虫が見つかった。1日の確認数としては、これまでの最多かも
しれない。これで、今年背番号をつけた新成虫は、136匹になった。まだ5令幼虫がいるので、新成虫の
数はもう少し増えるだろう。
午後は、タガメの里親の発表会、8組の参加者がタガメを育てた結果を報告してくれた。10匹の1令幼虫を
貸し出して育てて貰うイベントだが、今年は成績が良く、7匹成虫にした家族や5匹成虫にした家族がいた。
里親飼育分は全部で23匹、これらは背番号では無く里親のつけた名前を書き、じゃぶじゃぶ池に放した。