2008年4月3日

今年のアカガエル卵塊数は、3月16日の調査で
926個だった。その後も若干増えているはずなので、約1000個ぐらいだろう。


 4月3日には、ビオトープはアカガエルのオタマであふれていた。
昨夏にタガメの里親体験をした少年が遊びに来ていて、希少植物の池で背番号のない♂タガメを見つけた。今までに見つけた越冬あけタガメの中でも
一番早い記録だ。このすぐ近く、おそらくは枯れたシログワイの下で越冬したのかもしれない。
 コオイムシも卵を背負いはじめている。マーキングの準備を始めなくては!

年里親を体験した少年がタガメを発見 この春、最初に見つけたタガメ

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越冬成功! 里親タガメ発見!

2008年4月17日

 伊勢小学校の今年第1回目の観察会で、2匹のタガメが見つかった。1匹は昨秋乃越冬調査の時にに水中で見つかった215番、なんと池の中に造った島で見つかった。越冬中だったのだ!作った島で越冬するタガメがいること、水辺近くで越冬するタガメがいることが証明された。島作りは無駄ではなかった!!
 もう1匹は背中に『タガタ』と書かれている。昨年の夏に里親が育てたタガメだ。秋には見つからなかったのに、どこに隠れていたのだろう。一度ビオトープの池から飛び出て、戻ってきたのだろうか。とにかく翌春に里親のタガメが見つかったのは初めてだ。

2008年5月24日

今年最初のタガメ卵塊 今年最初のモリアオガエル卵塊

 今年最初のタガメの卵を見つけた。258番のオスが守っていた。昨年は鹿にコウホネなどの植物をさんざん食害されたが、今年は周囲に電気柵がもうけられたために、鹿が入ってこない。コウホネも元気だ。タガメが安心して産卵できる環境が出来ている。今年は何個の卵塊が見つかるだろうか。昨夜の雨で、10個以上のモリアオガエルの卵塊が産み付けられていた。

6月15日No.258卵塊保護中 6月29日No.257 2個目の卵塊保護中

2008年6月29日

 6月15日に卵塊を保護していたNo.257とNo.258は、6月29日には別の新しい卵塊を保護していた。,