2017年4月23日
 施設の周囲全体に網柵が張り巡らされたため、シカが入ってこなくなった。何年かぶりでビオトープのまわりの鹿よけネットをとりのぞいた。すっきりして、見栄えも良くなった。 まだ4月だというのに、タガメが7匹も見つかった。ガムシ、タイコウチも多い。コオイムシはたくさんの卵を背負っていた。
2017年5月23日
 小学生の観察会があった。近くの伊勢小学校の3年生で4月から月に1回観察会を行っている。1999年にこのビオトープを
造ってからずっと伊勢小学校の児童による観察会を続けてきたので、今年で19年目になる。昨年は、初期にここでビオトープ
体験をした女性が、自分の子どもを連れて遊びに来てくれた。
 本日の観察会では、タガメの卵塊が4個も見つかった。この時期としては多い数だ。児童が捕らえたタガメのメスは腹部が卵
でおおきくふくれていたので、産卵はまだ続くだろう。
 モリアオガエルの卵塊が1個あった。これは例年並みで、特に早すぎると言うことも無い
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2017年5月23日
 今年最初の卵塊がふ化していた。また新しい卵塊を2個発見、今年のタガメ卵塊数はこれで10個になった。順調、順調。
アサザが花をつけ初め、前から咲いているコウホネとともに、黄色い色が目立つようになった。
2017年6月16日
 6月14日、林田にタガメの里をつくる会が、平成29年度の地域環境保全功労者として、
環境大臣から表彰されました。
 表彰状(クリック)
2017年6月18日
 施設全体を網でかこったため、鹿が入ってこなくなり、水生植物への食害もなくなった。コウホネが元気に伸びるようになり、デンジソウも水面を覆っている、今年度既に17個のタガメ卵塊を確認した。卵塊の数が多いためか、卵こわしも頻繁に起きている。既に3個の卵塊が雌により破壊された。雄が育児を放棄した卵塊が別に1個あるため、ふ化しなかったのは合計4個、すでにふ化した卵塊が5個あり、早くふ化した幼虫は既に3令になっている。非常に順調だ。このほかには、ガムシの卵のうとガムシの3令幼虫が見つかった。
2017年8月27日
 一般の人も参加して1年に1回だけ開催される新成虫観察会が行われた。鹿が入ってこなくなったためか、ビオトープは植物
が大繁茂していて、網が動かせないほどだった。観察会が始まる前に急きょ、トチカガミ、デンジソウなどの間引きを行った。
ミズアオイも大事にし過ぎたためか、かなり繁茂していたが、花が開きかけなのでこれは残した。
 水草が茂りすぎてタガメがいやがって逃げていったのではないかと心配したが、一般参加者が次々にタガメをとらえ、終わっ
てみると、新成虫オス31匹、メス30匹、5令幼虫22匹が採集され、マーキング後に元のビオトープに戻された。
2017年9月2日
ビオトープはミズアオイが満開!