2017年10月15日
 ビオトープ内に島をつくり、その上に刈った草を積み上げました。さらに、島の周囲
を波板で囲いました。そして、囲いの内側の水中に、当日までビオトープ内に残って
いたタガメ12匹を放ちました。さあ、島で何匹越冬するでしょうか、実験の始まりです。
2018年3月11日
 何匹島で越冬したでしょうか。枯れ草をどけると、一部だけ土に潜ったタガメが2匹
出てきました。完全に土に潜っていることを予想していたのですが、枯葉の布団だけ
で十分だったようです。土を掘ってみましたが、それ以上は見つかりませんでした。
水面に浮いてしんでいたタガメが2匹いたので、8匹は10月15日以降に飛び去った
ようです。タガメはまだ眠ったままだったので、島に戻し、枯葉の布団をかけておき
ました。
2月11日の凍り付いたビオトープ
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2018年4月22日
 月例観察会で6匹のタガメが見つかった。そのうち3匹は越冬実験に使った個体
で、うち1匹は3月11日に越冬中のところが見つかった個体だった。



 ショウブが茂りすぎてきたので間引いて、こどもの日のショウブ湯用に提供した。
ビオトープではシュレーゲルアオガエルがうるさいほどに鳴いていたが、繁殖を終
えたのか、ショウブの葉にとまって昼寝をしている個体が3匹いた。
モリアオガエルの卵塊が3個あった。今年は例年より半月ほど早い。
2018年5月4日
しょうぶ湯用のショウブ       今年最初のモリアオガエル卵塊  葉の上で休むシュレーゲル